※いろんな画像を雑文でいじったり、雑文を画像でいじったりするブログです。
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闇に身を潜め

耳を研ぎ澄ます

ここまで緊張感のある仕事もそうないだろう

空気と同調する、と言ったら幾分言い過ぎのような気もするが

相手に己の存在を察知されてしまったら全ては水泡と化す

息を殺し、じっとその時を待つのだ

結果が全て

失敗は許されない

速過ぎても遅過ぎても駄目

ここぞ、というタイミングで仕掛けなければ

すべってしまうから






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ごめん…ほんと悪かった


いや、なんつーかさ

最初聞いた時、冗談かと思っちゃってさ

信じられなかったんだよ。

だってほら、俺ら幼馴染だろ



一緒にいたけどさ、それはあれ、いい友達っつーか

親しい仲間だと思っててさ

お前がそこまで想ってくれてるとは気付けてなくてさ

はいはいありがとう、みたいに流しちゃったわけ



えー…、だからその、違うんだ

違う、俺が言いたいのはそういう事じゃなくてだな

つまりその

俺はお前の事を最初から諦めてたんだよ

お前とは付き合えないものだと、そう思い込んじゃってたんだよな。

そういう気持ちを持っちゃいけないって

心にフタをするって言ったら大げさかもしれないけど

お前に対する感情は閉ざしてしまってだな



ああ、もう!

まだわかんねーのかよ!

俺もお前が好きだったんだよ!!

ったく、ここまで言わせんなっつーの





e.jpg

 
「そっちの状態はどう?」

「はい特に変わりはありません」

「そう…よかった」

「お嬢様の方は、お体大丈夫ですか?」

「ええ、大丈夫よ」

「そうですか、顔色があまり優れないように見えたので」

「ありがとう。ちょっと寂しくなってるだけ」

「早く戻れるといいですね」

「そうね」

「その後、何か手がかりは見つかりましたか?」

「…」

「…そうですか」

「でも必ずお父様を探し出してみせるわ」

「あの、お嬢様…」

「ん?」

「一旦こちらに戻られてはいかがですか」

「どうして?」

「お疲れのご様子ですし私が代わりに外に出て…」

「だめよ。あなたがここからいなくなったら騒ぎになるわ」

「ですが、ほとんど休みなく動かれてますし、そろそろ海水を体に入れないと」

「…」

「本当にお嬢様の事が心配なんです。もしお嬢様の身に何かあったらと思うと…」
 

「ホオジロ…」




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jb.jpg


 
女の一生は球技のボールに譬えることができる



18歳、女はサッカーボール
22人の男が彼女を追いかける


28歳、女はホッケーのパック
8人の男が彼女を追いかける


38歳、女はピンポンの球
2人の男が彼女を押し付け合う


48歳、女はゴルフ ボール
1人の男が彼女の後をトボトボついて歩く


58歳、女はドッヂボール
みんなが彼女を避けようとする


90歳、女はボーリング
みんなは静かにその姿を見送り、残した数字の大小に一喜一憂する



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(終)
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