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ゆう子は無事だった。

どういう経緯でそうなったのかよくわからないが、今私のベッドで眠っている。

とりあえず万が一の事態になっていなくて良かった。

カオリにもゆう子の無事を伝えなくてはいけない。

「う・・んっ・・・」

ゆう子が何ともいえない声とともに布団から腕を出した。

すると、下着姿のゆう子があらわれた。

(おうふっ!!)

私は瞬間的に目線を上にずらした。

変な声も出た。

天井を見ながら脳内で整理する。

うまい具合に胸元が布団で隠れていたが、

ゆう子の着衣は下着だけだった。

うん、間違いない。

一回だけ確認しよう、一回だけ。

視線を下にずらす。

すると、ゆう子はさらに寝返りをうったのかこちらに背中を向けていた。

パンツがあらわれた。

ブラに続き薄らピンクのパンツがあらわれたのである。

ああ、神様、僕は今はじめてあなたの存在を感じました。

ありがとう、ありがとう





ゆう子が見つかったという安堵から一変、

下着姿で寝ていたゆう子を見てその安堵はどこかへ吹っ飛んでしまった。

そのかわり別の衝動が津波のように押し寄せてきていた。

それは男としての衝動。

私はしばらくその衝動と果てしない戦いを繰り広げる。




・ゆう子は友達であり、そういう目で見てはいけない→当然である。

・じゃあ、ゆう子が寝ている姿は見ても良いか→凝視は駄目、ちょっとだけはよしとする。

・というか、変な感じになる前にゆう子を起こした方が良いのではないか→いや、ぐっすり寝てるし、いきなり起こすのもアレだし。

・じゃあ、どうすんだよ→カオリに電話しよう、いやもうちょっと寝かせてあげよう、うん、そうしよう。


ゆう子は私にとって大切な友達である。

万が一にも間違いがあってはならない。

しかし、下着姿をサービスしてくれるのであればちょっとは見ても良いのではないか。

ちょっと下着を見たくらいでバチは当たらないだろう。

ぐっすり寝てるしちょっとしたらカオリにも電話しよう。

そういう結論に達した。





「まったく、男の家で下着で寝るんじゃねーよ」

ゆう子に布団をかけなおす。

ゆう子は幸せそうに眠っている。

すると、トイレから勢いよく水が流れる音がした。

私ははたと振り返る。

ゆっくりとスローモーションのようにトイレのドアが開く。

するとそこには、さっき私と電話をしていたはずの

カオリがいたのだった

つづく
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●トナリグミ  ●Author→組長

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