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ショート。


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ふいにパチンコが打ちたくなった。
そんな事を思うなんて本当に久しぶりの事だった。学生の頃は、結構本格的にのめりこんでいたのだが、結婚を境にピタリとやめていた。仕事中ではあったがお昼休みだったという事もあり私は近くのパチンコ屋にふらりと立ち寄った。


平日の昼間だというのに店内には結構な数の客がついていた。客付きにして6~7割と言ったところだろうか。客層は概ね40~60代のおじちゃん、おばちゃん。店頭にはピラミッドのように別積みされたドル箱があり、各シマを見てもそこそこドル箱を積んでいた。昔のように鋭く店を分析する事はできないが、ぐるりと店内を見ただけでこの店が優良店だとわかった。


ねらい目は、入口正面のシマにある「必殺仕事人」だ。角から3番目で大当たり回数12回の台だ。
カウンターを見ると初当たりで500オーバーのはまりの後、確変3連→150回転→単発→150回転→確変6連→100回転以内→2連→120回転捨て。


最初中ハマリしているが確変間のつなぎが軽く数珠連しているところが魅力的だった。要は出そうな台という事だ。釘も見てみると、寄席釘が微妙に落ちているが、向きは良といったところ、チャッカー釘はやや上向きで開きも悪くない。うむ、打てそうだ。私はおもむろにケツポケットから財布取り出し所持金を確認した。




お札が無かった。


何度か見返したが


領収書しかなかった。




私は急いで財布を閉じそして笑いながら店の外に飛び出した。昔から「パチンコ屋に入り打たずに帰ったら勝ち」という有名な格言があるのだが、今回の場合、財布にお札がないという時点で、人生に敗北している気がしてならない。




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(終)


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