「よいのか?」

「はい…」

「もう、元にはもどれないぞ」

「はい、覚悟はできています」

「そうか…ならば望みの種別を言うがよい」

「あ、あの…種別というのはなんでもいいんですか?」

「私の力が及ぶ範囲であればな」

「具体的にはどういったものになれるのでしょうか?」

「最近、要望が多いのはネコだな。」

「ネコ…」

「やはり他のものと比較しても、人間に愛される確率が群を抜いて高いからな」

「みんな人間の酷さや醜さをわかってないな…」

「皮肉なものだな」

「カメは可能ですか?」

「可能だ。」

「できれば海系のカメがいいのですが」

「転生後の大きさは保証できないがそれでもよいか」

「今よりも小さくなりますか?」

「いや、現在の体長が最低基準となる。」

「それなら大丈夫か…」

「なるほど…ウミガメなら人間との関わりを避けれるというわけか」

「はい」

「人間からよほど酷い仕打ちを受けたようだな」

「もう過ぎた事です」

「まあ多くは聞くまい…では、はじめるぞ」

「すいません、最後に一つ」

「なんだ?」

「お猿様は何から転生なさったのですか?」






dc8.jpg


「お前が憎んでいるものだ」


NEW / TOP / OLD
●トナリグミ  ●Author→組長

  ●Designed by MACAREO