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「遅くなってごめんな」

「ううん、私待つの得意だから」

「得意ってお前・・・」

「だって私もともと一人ぼっちだし」

「すまん」

「それに、待っている時間が長ければ長いほどあなたに会えた時の嬉しさが大きくなるし」

「理由は聞かないのか」

「ん?」

「なんで俺が遅れたのか気にならないの」

「それは気にならないって言ったら嘘になるけど・・・でも、いいの。」

「どうして」

「ここにあなたがいるから。私に会いにきてくれた、それだけでいいの。それだけで私十分幸せだから」

「・・・お前」

「あーあ、このまま時間が止まっちゃえばいいのにな」

「そうだな。でもそうなったら俺たちも動けなくなっちゃうけどな」

「もう!いじわる」

「・・・」

「どうしたの?」

「なあ」

「ん?」



「抱きしめてもいいか?」



「・・・だめ」

「え、どうして?」

「だって恥ずかしい」

「でも今までもここでそうしてきただろ・・・なのに」

「今日はちょっと違うの」

「ちがう?」

「うん。今日はいつもと様子が違うの。」

「え、どういう事?」

「見られているの、ずっと」

「え、見られてるって、え?」

「ほら」



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