上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
「わたしを捨てないで!」

とうんこは云った。

肛門は何も云わずにうんこを捨てた。

何か云いたげに肛門はひくつくが

ため息ひとつも出さないで

黙ってうんこを捨てたのだ。

うんこは水たまりに転がった。

未練げに肛門を見上げてる。

水浸しになったうんこは

涙を流していたとしても

それと判別できなかった。

肛門は別れ際の口づけを

白いハンカチで拭う

白いハンカチにはうんこの残した紅の跡

それは水たまりに投げ捨てられた

うんこを覆い隠すように。

そんな悲しい結末を

ちんこは眺めてた。

ふぐりのかげから人知れず

うなだれながら眺めてた。

こんな別れを見るたび

彼は涙を流すのだ。



+++
(終)
NEW / TOP / OLD
●トナリグミ  ●Author→組長

  ●Designed by MACAREO
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。