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小学5年生の時の話。

地区のソフトボールチームに所属していた私は周囲から怪物と呼ばれていました。

理由は、すげー打つから。

そんな私は4番でキャッチャー、

素晴らしい活躍でチームを牽引していたのであります。

その打率6割強。

しかも打席の約半分がホームランというね、

ドカベンか!

みたいな、ヒーローぶりだったわけです。

しかも、体は、超小学生級の曙スタイル。

普通の食事では物足りず、追加で大盛り弁当を食らっていたというね、

ホカ弁か!

みたいな、おかわり少年だったわけであります。

そして、その後は決まって、神々しくも野太いウンコを出していたという

快便か、みたいなお通じだったわけです。もういいよ。

と、ひとしきり皆様の心をグッとつかんだところで本題に入りたいと思います。
 
 
 
「俺、神の子」と言わんばかりの無敵少年は、

いつの日か和製ベーブルースとまで言われるようになっていました。

対戦するチームのほとんどが私の強さに恐れおののき

敬遠を余儀なくされていたのであります。



しかし、ある地域予選決勝で私達のチームは敗北の危機に陥ったのです。

相手は、頭脳派ピッチャーをようするオイネーズ。

私は相次ぐ敬遠により、一度もバットを振れない状態が続いていました

味方打線も、相手のピッチャーが投げるカーブに手をこまねき

6回まで完全に抑えられていたのであります。



そして1点ビハインドまま最終回。

最後の攻撃でチャンスが訪れました。

2アウトながら満塁の状態でバッター俺。

一打でればサヨナラ勝ち、抑えられれば敗戦が決まるという、

スーパーかっこいい見せ場が私に巡ってきたのです。



私は汗でぐしょぐしょになった手をズボンにこすりつけ

空を見上げました。

チームのみんなが俺のバットに期待している。


「…やるっきゃないと」


私は、ゆっくりとバッターボックスに向かいました。


つづく
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●トナリグミ  ●Author→組長

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