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ぷっ



「うわっ、くさっ!!」

「あ、すまん」

「おい!屁をこくなら外でこけよ。めちゃくちゃ臭いぞ!!」

「ごめんごめん油断してたらぷって出ちゃった」

「一体なにを食ったらこんな臭い屁がこけるんだよ」

「いや、別に大したもんは食ってないんだが、さっきから腹の調子がおかしくてな・・・」

「痛むのか?」

「ああ、昼飯を食った後からどうも腹の居心地が悪いんだ」

「お前まさか、毒を盛られたんじゃねーか」

「変な事を言うんじゃないよ。俺が毒盛られるわけないだろ・・・痛つつ」

「ほら、やっぱり毒を盛られたんだよ」

「いや、ただ腹を下してるだけだって」

「て言うか、お前最近お上とでかい契約を交わしてただろ?」

「ああ。先週お上と上納鍛冶の契約を交わしたが」

「それだよそれ!契約金額はいくらだ?」

「300両とちょっと」

「間違いない。やっぱりお前は毒を盛られたんだよ」

「それだけで?俺が?」

「ああ絶対そうだよ。300両っていったら、向こう5年は軽く食っていける金額だ。お前がお上と契約したって事は、それまで鍛冶を上納してた奴らの食いぶちが無くなるわけだから、お前が命を狙われていてもおかしくはない」

「考え過ぎだろ」

「馬鹿!何のん気な事言ってんだよ。300両だぞ300両、今までの小銭稼ぎとは額が違うんだよ!」

「ふっ、心配してくれる気持ちは有り難いが、俺のような小物が狙われるとはどうも思えんな」

「いいから、うだうだ言ってねーで早く医者行ってこい!!ここの勘定は俺が払っておいてやるから」

「おいおい、頼んだ酒もまだ来てないのに」

「死んじまったら酒も飲めないよ。ほら早く!行った行った!」

「おい!押すなよ。わかった、わかった行くよ」



+++



まったくあいつの心配性には困ったものだ。
眉毛を吊り上げて「しばらくは山道の一人歩きは避けろ」なんて言いやがる
と言っても医者に行くには山を一つを超えにゃならんっていうね
どっちだよ!みたいなwww



ぎゅるるるるる・・・・



痛つつ、まあ、俺みたいな奴でも心配してくれる仲間がいるのは本当に有り難い事だ
この腹痛は、多分っていうか間違いなく下痢だと思うけど
一応医者に見てもらってあいつに安心してもらおう
もし、襲われたら襲われたで返り討ちにするまでだ
お上に見初められた自慢の真剣でバッタバッタと相手を切り倒すま・・・ううっ





ぶおっ!!!










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