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街がゾンビに襲われてから1週間が経とうとしていた。


もはや繁華街に人の姿はなく


徘徊するゾンビの群れであふれかえっていた。


そんな中、あるカップルが、マンションの一室に身をひそめ


なんとかゾンビをやり過ごしていた。




「私たちこのまま死んじゃうのかな?」


「馬鹿言うな、もうすぐ救助がくる」


「食料もあと少ししかないし」


「心配するな、後で俺がとってくる」


「とってくるって、外はバケモノだらけなんだよ」


(しっ・・・)


「どうしたの?」


(大きい声を出すな)


(なに?)


(外に何かいる)


(!?)




男は玄関に向かうとゆっくりドアスコープをのぞきこんだ




(あいつらなの?)


(いや、あいつらじゃない・・・猫だ。猫が扉の外にいる)




女が安堵の表情を見せると


扉越しから猫のかわいらしい鳴き声が聞こえてきた。




「どうする?」


「どうするって、どうもしませんよ」


「飼う?」


「バカww飼えるわけないだろ」


「でも、このままだとあいつらに食べられちゃうよ・・・」


「仕方ないだろ、そういう世界になっちまったんだから」






人の気配を感じたのか、猫は扉の外で訴えかけるように鳴き続けている






「きっとご主人探してるんだよ」


「そうかもしれないけど、無理だろ」


「でも、このままにしておくと猫ちゃんの鳴き声であいつらに気づかれちゃうよ」


「ああ、それはまずいな」


「食べ物だって人間ほど必要なわけじゃないし、場所もとらないしさ」


「そう言えば、お前昔から猫飼いたがってたもんな」


「うん」


「入れてやるか」


「やったー」






女が扉をあけると


猫が勢いよく部屋に入ってきた








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