あるところに猫と一緒に暮らしているおばあさんがいました。


おばあさんと猫はたいそう仲が良く、


何をするにもいつも一緒でした。


しかし、ある時から猫が姿を見せなくなってしまいました。


心配したおばあさんは近所を探しましたが


猫の姿はどこにもありません。


そして猫が帰ってこないまま2日が経ってしまいました。






「猫ちゃん・・・どこへ行ってしまったの・・・」






おばあさんがそうつぶやくと


突然、扉の方から声が聞こえてきました。






「おばあさん!僕にお任せ下さい!必ず猫ちゃんを探し出してみせます!」





そこには一人の男の姿がありました。


男の目には力があり


とても頼もしく感じられたのですが


首がはまって身動きが取れなくなってしまいました。


結局、男の首が抜けるまで半日を要し


その間に猫ちゃんはしれっと帰ってきたそうです。

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●トナリグミ  ●Author→組長

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